赤ちゃんにとって初めての大きなイベントであるお宮参り。人生でそう多く経験することのない行事なので、マナーや常識がわからない方は少なくありません。
● お宮参りには誰と行くのがベスト?
● お宮参りの場所はどうやって選べば良い?
● お宮参り当日の流れやマナーは?
と不安に思っている方も多いのではないでしょうか。今回は、着物のレンタルショップ「tententen」が、お宮参りに関して紹介します。ぜひ本記事を参考に、お宮参り当日をむかえてくださいね。
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お宮参りは誰と行く?
お宮参りには誰と行くのが良いのでしょうか。元々、お宮参りは赤ちゃんと父親、父方の祖母の3人でおこなうのが一般的でした。「穢れ(けがれ)の期間」とよばれていたママは神社に近づけなかったためです。しかし今では、誰が行くべきかは特に決まっていません。家庭によって違っても問題ないといえます。以下ではお宮参りに誰と行くパターンがあるのか紹介します。
夫婦と赤ちゃん
核家族化が進む今、夫婦と赤ちゃんだけでお宮参りをおこなう家庭が多い印象です。日程調整や待ち合わせの手間が省けるため、気候や体調に合わせて臨機応変に日時や場所を調整できるのは大きなメリットでしょう。大人が夫婦のみの場合、赤ちゃんの抱っこや写真撮影の際に手が足りないといった問題が起こる可能性が考えられます。授乳やおむつ替えのことなど充分に計画を立てて当日を迎えましょう。
夫婦、兄弟姉妹と赤ちゃん
赤ちゃんが第二子以上である場合、ママやパパと同じように赤ちゃんの誕生を嬉しく思う兄弟姉妹がいるでしょう。お宮参りに、赤ちゃんの兄弟姉妹を含む家族みんなで行くという家庭も少なくありません。赤ちゃんと兄弟姉妹の歳が近い場合は大変かもしれませんが、お宮参りという一大イベントを家族みんなで迎えられることは喜ばしいことです。兄弟姉妹の機嫌がとれるアイテムも忘れずに持っていきましょう。
兄弟姉妹を祖父母に預けて、夫婦と赤ちゃんだけでお宮参りに行くこともできますが、可能であれば一緒に参加できると良いですよね。
祖父母、夫婦と赤ちゃん
赤ちゃんの誕生を嬉しく思っているのは家族だけではありません。祖父母をお宮参りに誘うと喜ばれることがほとんどでしょう。
また、お宮参りなどの子どもに関するイベントには、なるべく人手が多い方が良いでしょう。赤ちゃんを抱っこする人、赤ちゃんのお世話グッズを持つ人は最低限必要です。ほかにも受付の対応をする。写真をとるなど必要な役割を挙げればきりがありません。
育児経験者である祖父母が一緒だと安心感も増すでしょう。なかなか会えない両家の祖父母を誘ってお宮参り後に食事会をするのもおすすめです。
親戚一同で
赤ちゃんと両親、祖父母以外の親戚がお宮参りに参加するケースもあります。お宮参りの日に赤ちゃんと初めて会う方もいるでしょう。
子どものイベントは、大人の人数が多い方がスムーズに進む可能性が高いので、一緒に行きたいといってくれる親戚がいればぜひ参加してもらいましょう。
お宮参りとは?いつ行くべき?
赤ちゃんが生まれると、忙しい毎日が始まります。あっという間に生後1カ月をむかえるでしょう。
赤ちゃんが生まれて最初のイベントが「お宮参り(おみやまいり)」です。お宮参りは、出産後に神様に対しておこなう挨拶の行事であり、「初宮詣(はつみやもうで)」「初宮参り(はつみやまいり)」ともいわれます。
男の子は生後31日目から32日目に、女の子は生後32日目から33日目に行くのが正式な習わしですが、生後1カ月頃を目安にする方が多いでしょう。日程は気候や赤ちゃん、ママの体調と相談して決めると良いですね。
お宮参りの赤ちゃんは誰が抱っこするの?
赤ちゃんを抱っこする人は誰でもかまいません。昔は、お宮参りの際に赤ちゃんを抱っこするのは父方の祖母の役目でした。最近では、父方の祖母をはじめ、母方の祖母やママが対応することが多い印象です。
抱っこする人を、予め決めておかなければ、当日バタバタしてしまうかもしれません。トラブルにならないためにも、ご祈祷中に抱っこする人は事前に決めておきましょう。赤ちゃんの機嫌やママの体調も考慮し、臨機応変に対応しましょう。
お宮参りの場所の選び方
この章では、お宮参りの場所の選び方について解説します。お宮参りは、子どもが育つ土地の氏神様のところへ参拝するのが一般的です。そのため、自宅から近い神社と考えると良いでしょう。ママやパパが好きな神社を選んでもかまいません。以下では、お宮参りの場所の選び方やポイントにすべきことを紹介します。神社選びに役立ててくださいね。
選び方|①距離や利便性で選ぶ
お宮参りの場所選びで最も重視すべきなのは、赤ちゃんやママへの負担です。家から近い神社を選ぶなど、移動時間を短くするよう意識しましょう。また、授乳室やおむつ替えコーナーがあるところだと安心できますよね。赤ちゃんやママの体調と相談しながら、選びましょう。
選び方|②予約可能かどうかで選ぶ
ご祈祷の時間が決まっている神社や、ご祈祷が予約できる神社もあります。当日受付に対応していない神社もあるので予約できると安心ですよね。赤ちゃんやママの負担を考慮して、待ち時間を短くするためにも予約できる神社はおすすめです。
選び方|③写真撮影や食事会への導線で選ぶ
お宮参りの日に写真撮影や食事会も予定している場合は、レストランやフォトスタジオの近くの神社を選ぶのも効率的でしょう。生まれたばかりの赤ちゃんと産後間もないママに長丁場はおすすめできませんが、パパや親戚のスケジュールなども考慮して検討しなければなりません。例えば、レストラン併設の神社を選べば、お宮参りと食事会が同じ場所でできます。工夫してスケジュールを立ててみましょう。
選び方|④神社でなくお寺を選ぶ
お宮参りというと神社のイメージがあるかも知れませんが、お寺でも問題ありません。大きめのお寺であれば、「初参り」などの名目でお宮参りに対応していることろが多くあります。地域によってはお宮参りをお寺では行わない風習のところもあるので、必ず確認しましょう。
お宮参りの当日の流れ
お宮参り当日の流れを紹介します。お宮参りの1日がどのような動きになるのかを把握しておくことで、当日になって焦ってしまったり、トラブルに繋がるリスクを減らすことができるでしょう。以下を参考に当日のイメージを膨らませてみてくださいね。
当日の流れ|①ご祈祷の受付
神社についたら、はじめにご祈祷の受付をおこないます。基本的には、受付順にご祈祷がおこなわれるため、時間に余裕をもって到着できるようにしましょう。
受付では、神社への謝礼として初穂料をおさめます。5,000円から1万円を目安に用意しておきましょう。初穂料の金額に関しては神社のホームページなどで確認できる場合が多いので、ご祈祷をおこなっている時間も併せて事前にチェックしておいてください。
当日の流れ|②ご祈祷
ご祈祷の時間になると、本殿に移動します。ご祈祷の時間は、30分ほどであることが多い印象です。赤ちゃんの名前が呼ばれたら、赤ちゃんと一緒に移動しましょう。
当日の流れ|③写真撮影や食事会
お宮参りのあとは、食事会や記念撮影をおこなう家庭が多い印象です。もちろん、赤ちゃんやママの体調を優先して、実施を検討しましょう。お宮参り当日はバタバタ忙しい時間を過ごすことになるので、自宅で食事会をおこなうパターンもあります。お宮参り当日に、ご近所やお世話になっている方への挨拶に行くのもいいですね。
写真撮影をするなら尚更、衣装にはこだわりたい方が多いでしょう。お宮参りの衣装はレンタルも可能です。華やかな衣装が揃い、手入れの手間もかからないtententenの着物なら、全国往復送料無料でお届けできます。
ぜひ一度ホームページをのぞいてみてください。
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お宮参りの2つのマナー
お宮参りには守るべきマナーがあります。お宮参り当日が素晴らしい1日になるように以下で紹介するマナーを守ることを意識しましょう。マナーに関しては地域ごとに異なる部分もあるので、お宮参りをおこなう場所のマナーも確認するようにしてください。
マナー|①服装の確認
お宮参りにはフォーマルな服装でいくのがマナーです。
赤ちゃんにはベビードレスや産着のうえに祝い着をかけましょう。着る服の枚数などは季節に応じて異なります。赤ちゃんにとってなるべく快適な服装を選んでくださいね。
母親は着物でもスーツやワンピースでもかまいません。フォーマルな恰好であれば、赤ちゃんのお世話がしやすい服装がおすすめです。授乳口つきのデザインも人気があります。
父親はスーツが一般的です。祖父母は赤ちゃんの両親に合わせた服装が良いでしょう。参列者同士で服装について事前に決めておくことをおすすめします。
お宮参りの服装に関してはこちらの記事で詳しく紹介しています。アクセサリーに関しても触れています。ぜひチェックしてみてくださいね!
もう迷わない!お宮参りのママの服装は?マナーや選び方や季節別にご紹介 – tententen(てんてんてん) (ten3.jp)
マナー|②謝礼の用意
お宮参りでご祈祷をする場合、謝礼が必要です。5,000円から1万円ほどをのし袋に用意しておきましょう。謝礼を含めお宮参りにかかる費用を誰が出すのかは事前に話し合っておけると当日の流れがスムーズです。食事会や衣装代などもあわせて検討しましょう。
お宮参りに関するコストをおさえたいなら、レンタル衣装がおすすめです。コストダウンに繋がるだけでなく、手入れや保管の手間を省けるなどのメリットがあります。お宮参りレンタルなら以下のサイトをチェックしてみてください。
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お宮参りのトラブルを避けるための3つのポイント
お宮参りには、調べなければならないことや準備する物が多く、産後の忙しい時期と重なるため混乱することもあるでしょう。お宮参り当日にトラブルに見舞われないよう、心得ておくべきポイントを紹介します。以下を参考に、お宮参り当日を迎えてくださいね。
ポイント|①施設の確認
お宮参りで行く神社などが決まったら、駐車場や授乳室の有無、最寄駅からの距離などを確認しましょう。ご祈祷の時間や初穂料が決まっているかなど、神社ごとに異なるのでしっかりと調べる必要があります。神社の口コミや神社内で写真を撮るのにおすすめの場所などがあれば調べておくと、当日の流れがスムーズでしょう。
ポイント|②持ち物の確認
赤ちゃんとのお出かけは、大人だけの場合とは比べ物にならないほど荷物が多くなります。とくに、おむつやおしりふき、ミルクなどは絶対に忘れないようにしなければなりません。あらゆる事態を想定し、赤ちゃんのお世話に必要なものがカバンに入っているか確認しましょう。
また、貴重品バッグと赤ちゃんグッズが入ったバッグは分けて持つことをおすすめします。赤ちゃんのお世話はママ以外の人でも対応しやすいようにしておきましょう。
ポイント|③当日の流れの確認
お宮参り当日の流れがスムーズに進むように、スケジュールの確認を必ずおこないましょう。パパとママで役割分担を決めておけるとなお良いでしょう。赤ちゃんを抱っこする人は、赤ちゃんで両手がふさがってしまいます。物理的に手が足りないなど祖父母にお願いしたいことがあれば事前に伝えておきましょう。
まとめ
本記事では、お宮参りに誰と行くべきなのか、赤ちゃんを誰が抱っこするべきなのかやマナーについて解説しました。いかがでしたでしょうか?
お宮参りに誰と行くべきか、明確な決まりはありません。赤ちゃんやママの体調、それぞれのスケジュールと相談しながら臨機応変に検討してくださいね。お宮参りには最低限守るべきマナーがあります。お宮参り当日が素晴らしい1日になるように、準備を進めましょう。
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