子どもの卒業式に、親御さまや先生はどのような服装で参列するイメージがありますか?
この記事では卒業式に参列する衣装として訪問着がふさわしい理由と、30代・40代・50代以上の各種年代ごとにおすすめ訪問着コーデを紹介します。
訪問着を選ぶ際に注意すべきポイントもまとめましたので、お子さまの卒業式を控えている親御さまはぜひ参考になさってください。
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卒業式で訪問着を選ぶ理由とは?
卒業式の参列者は、みな一様に正装をまといます。訪問着は正装として着られる着物であり、卒業式を含むフォーマルな場にふさわしい衣装です。
近年、お子さまの卒業式に出る親御さまの服装には、ワンピースとジャケットのコーデやセレモニースーツなどの洋装がよく選ばれます。
洋装も素敵ですが、フォーマルな席に着物姿の方がいると場がピシッと引き締まり、特別感が増すがしますよね。
卒業式はお子さまの学生時代を締めくくる大切な日です。親御さまも気合いを入れて、華やかな訪問着で参列してはいかがですか?
卒業式で訪問着を着るのはどんな人?
卒業式に訪問着で参列するのは、卒業式の主役である子どもたちとどのような間柄の人になるのでしょうか。以下にまとめました。
母親
まずは子どもの母親です。子どもの旅立ちを見守るべく、卒業式に訪問着で出席するお母さまは一定数おられます。
卒業式には保護者席が設けられており、子どものご両親もしくはお母さまとお父さまのどちらかが出席するケースが多いです。
お父さまはスーツでの参列が一般的ですが、お母さまはワンピースやセレモニースーツ、訪問着などさまざまな衣装で参列する方が見られます。
祖母
ご家庭によっては、卒業式に子どものおばあさまがお見えになる場合も。お母さまと同様におばあさまの衣装もさまざまであり、中には訪問着をお召しになる方もいらっしゃいます。
おばあさま世代であれば、むしろ「正装=着物」というイメージを持っている方も多いかもしれません。
お母さまとおばあさまで一緒に着物を着て卒業式に参列し、記念写真を撮れば、子どもにとっても保護者にとってもいい思い出が残りそうですね。
先生
生徒たちを見守ってきた先生の衣装にも訪問着は最適です。見たことのない先生の着物姿を見て、子どもたちの心には「本当に卒業するんだ」という実感が湧き、気持ちも一層引き締まることでしょう。
訪問着に袴を合わせるスタイルも、凛とした印象になります。
卒業式当日、先生は職員室から卒業式の会場、そして教室へと行ったり来たりすることになり、移動が多くなりがち。袴は着物に比べて足さばきが楽なので、動きやすい点で卒業式の衣装に向いています。
卒業式の最中も立ったり座ったりと動きが多いので、着物で参列するのが不安なら袴を合わせることも検討してみてくださいね。
卒業式で訪問着を着る機会
子どもがいると、卒業式というイベントを数年ごとに経験することになります。ここでは訪問着で卒業式に参列できる機会を、小学校、中学校や高校、そして大学まで学校の区分別にまとめました。
小学校
小学校の卒業式では、訪問着や色無地、付け下げなどの着物姿の保護者の方をチラホラと見かけます。きちんとしたスーツやワンピースでおめかししたお子さまと、訪問着姿のお母さまのツーショットは絵になるものです。
近頃は袴で卒業式に出席する小学生のお子さまも増えています。小学校によっては袴で出席することを禁止している場合もありますが、問題なければお子さまは袴、お母さまは訪問着を着て親子で和装コーデを楽しんでみてはいかがですか?
中学校
中学校の卒業式も訪問着で参列してOKです。中学生の卒業式の服装は制服が一般的であり、卒業生を含む生徒たちの服装は黒や紺色などで統一されています。
男性の参列者も大半はスーツです。そんな中、保護者席や教員席に訪問着を着た方がいると華やかで目を引きます。
派手な色柄の着物は目立ちすぎるため避けましょう。控えめで上品な訪問着を選べば、会場で一目置かれる存在になりそうですね。
高校
高校も小学校や中学校と変わらず、着物姿の保護者の方を一定数お見かけします。高校生ともなれば交友関係はぐっと広くなっているため、お子さまは卒業後にそのまま友達と遊びに行ってしまうかもしれません。
親に対してそっけなくなる年頃でもあるので、校内で親と一緒に写真を撮るのは嫌がる可能性もあります。
制服姿のお子さまと訪問着を着た自分で写真を撮りたいなら、当日の朝、子どもが出かける前にあらかじめ撮影しておいたほうが安全ですよ。
大学
多くの家庭において、大学の卒業式は「我が子の卒業式」に参列できる最後の機会になります。貴重な機会ですから、ぜひ訪問着での参列をご検討ください。
なお、大学生の子どもの卒業式に参列する親御さんの割合はだいたい2割~3割ほどといわれています。
大学によっては親の参列を不可としていたり、親族席に限りがあったり、1家庭2名までなど人数制限を設けている場合もあるため事前に確認しましょう。
【年代別】訪問着の色・柄の選び方
続いては30代、40代、50代以上の各種年代ごとに、卒業式に着る訪問着の色や柄の選び方のポイントをまとめました。
tententenでは、卒業式を迎えるお子さまを引き立てる訪問着をレンタルしています。控えめでありながら上品な訪問着をご用意していますので、ぜひ一度ラインナップをご確認くださいませ。
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30代
30代のお母さまや先生には、淡い水色や黄色、うすピンク色、クリーム色など華やかな色味の訪問着が似合います。
うすピンク色は桜の色も想起させるため、卒業式にぴったりでしょう。
柄は小花柄や松竹梅などの縁起物が入った模様、「飛躍」を意味するうさぎ柄などがおすすめです。訪問着の色に溶け込むような、同系色の柄が入ったものを選べば目立ちすぎることもありませんよ。
40代
40代の方に似合う訪問着の色、淡めの橙色や薄紫色、くすみがかった水色など。彩度がやや低めの色を選ぶと落ち着いた印象になります。
柄は吉祥文様や流水文様が上品でおしゃれです。卒業式の時期にも合う桜の柄には「新たな門出」という意味も含まれるため、控えめな桜模様があしらわれた訪問着を選ぶのも素敵ですよ。
50代以上
50代以上の方であれば、薄めの桜色やグレー、ベージュなど落ち着いた色合いの訪問着を選んではいかがでしょうか。
グレーがかった茶色や水色も、雅やかな雰囲気になるためおすすめです。
柄は四季の草花があしらわれたものや、古典模様、吉祥文様を選べば上品さがより引き立つでしょう。
卒業式の訪問着選びで避けたいこと
卒業式に着る訪問着を選ぶ際には、いくつか注意していただきたいポイントがあります。以下にまとめましたので参考にしてください。
卒業式にふさわしい格式の着物を選ぶ
着物の「格」をご存じでしょうか。着物には訪問着をはじめ付け下げや色無地、留袖、小紋(こもん)などさまざまな種類があり、それぞれ格が違います。
卒業式にふさわしい着物は、準礼装にあたる訪問着、付け下げ、一つ紋の色無地です。注意したいのは色無地で、紋なしだと準礼装より下の格式になるため卒業式の衣装に適しません。
黒留袖や色留袖は和装の第一礼装(もっとも格式が高い礼装)にあたり、卒業式に着るには格が高すぎます。
そのほか小紋、紬(つむぎ)と呼ばれる着物は普段着に着るものであり、カジュアルすぎて卒業式にはふさわしくありません。
着物で卒業式に参列する予定なら、問題のない格式の着物を選んでいるか確認を忘れないでくださいね。
派手すぎる色・柄の訪問着は避ける
卒業式の主役は子どもたちです。保護者や教員の立場で卒業式に参列する場合は、和装も洋装でも子どもたちより目立つ衣装を選んではいけません。
前述のとおり、中学校や高校の子どもたちは制服姿で卒業式に参列します。黒や紺色に染まった会場で、赤や濃いめのピンク色、鮮やかな紫色などの派手な着物はよくも悪くも目を引いてしまうでしょう。
年代別の訪問着選びのポイントでも解説したとおり、卒業式に保護者や先生が着る訪問着は上品で落ち着いた色柄のものが最適です。「自分は卒業生を引き立てる存在だ」と意識しながら衣装選びをしてくださいね。
長襦袢・半衿・帯選びにも注意が必要
卒業式に着る訪問着には、白色もしくは淡い色の長襦袢を合わせましょう。できれば白が望ましく、派手な色はNGです。
半衿も白を選んでください。色半衿や柄入り・刺繍入りの半衿は、着物にアクセントを加えたいときやおしゃれに着こなしたいときにはおすすめですが、卒業式というフォーマルな場にはふさわしくありません。
帯は袋帯を選びましょう。袋帯とは、表地と裏地を筒状に縫い合わせた帯で、格式問わずさまざまな着物に合わせられます。
名古屋帯、半幅帯と呼ばれる帯はカジュアル向きです。名古屋帯は色や柄次第で訪問着に合わせられる場合もありますが、判断がつかないときは袋帯を選んでおくのが安全ですよ。
訪問着はレンタル・購入どっちがいい?
お子さまの卒業式に着る訪問着はレンタルが便利です。レンタルのメリットは、以下のようなものがあります。
・着るつど好きな色柄の訪問着を選べる
・手入れや保管にかかる手間を省ける
・購入よりコストを抑えられる
着物を購入するメリットは自分の持ち物として所持できることです。好きなときにいつでも着られるようにはなりますが、定期的な手入れが必要なことと保管するスペースを取ることは理解しておきましょう。
また、着物の色柄は着用シーンに応じて最適なものを選ぶのが望ましいです。卒業式用に着物を購入しても、その着物が別の機会に合わなければ結局また新しい着物を買うことになるかもしれません。
訪問着は卒業式や入学式以外にも、結婚式のお呼ばれやパーティー、お茶会などさまざまなシーンで着られる着物です。いろいろな色柄の訪問着をおしゃれに着こなしたいなら、やはりレンタルがおすすめですよ。
tententenでは、華やかなピンク色や淡い黄色、爽やかな水色など豊富な色柄の訪問着をレンタルしています。衣装にかかるコストを抑えつつ、おしゃれな訪問着を着たい方は、ぜひ当店の訪問着レンタルをご利用くださいませ。
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まとめ│卒業式に訪問着はぴったり!保護者も先生も上品な着こなしを心がけて
子どもが数年通った学校で迎える卒業式を、親御さまや先生方は感慨深い気持ちで迎えられることでしょう。成長した子どもたちを見送る衣装として、上品で華やかな訪問着は最適です。
卒業式に着る訪問着は落ち着いた色柄のものを選びましょう。年代ごとに似合う色柄は変わってきますので、この記事で紹介したコーデも参考になさってくださいね。
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