七五三のお参りに着物を着ないのはOK?着物以外の服装は?

2024.08.07

七五三のお参りに着物を着ないのはOK?着物以外の服装は?

七五三のお参りをする子どもの衣装といえば、まず着物が思い浮かぶのでは?しかし、中には「洋装で七五三をお祝いしたい」と考える親御さんもいらっしゃるでしょう。

この記事では七五三を迎える子どもに着物を着せない場合の対処法と、3歳・5歳・7歳の年齢別のおすすめ衣装をまとめました。
子どもに私服を着せて七五三のお参りをすることの是非など、七五三の気になるマナーも紹介しますので、ぜひ最後までお読みくださいませ!

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七五三のお参りに着物着なくてもいいの?

七五三には子どもに着物を着せなくてもかまいません。実際、着物を着て七五三のお参りをする子どもは多いですが、特にルールがあるわけではないため自由に服装選びをしてOKです。

七五三のお参りに着物を着ない理由

七五三=着物というイメージを持っている方なら、「なぜ七五三に着物を着ないの?」と疑問を持つかもしれません。七五三の衣装として着物以外のもの選ぶ親御さんには、以下のような事情があるようです。

その1.着付けや着崩れが心配

子どもに着物を着付けする機会はそう多くありません。「きちんと着付けてあげられなかったらどうしよう」「途中で着崩れしたら対処できない」といった心配事から、着物を避けるケースは少なくないようです。

着付けは美容院や呉服店などにお願いすればきちんと対応してもらえます。着崩れも、参拝中に裾を踏まないよう気をつけたり、トイレのときにサポートしてあげたりすれば防げるでしょう。
とはいえ「万が一の事態」が怖いのも事実。心配事を少しでも減らしたいなら、確かに着物以外の衣装を選ぶのが安全かもしれません。

その2.子どもが嫌がる

子ども自身が着物を嫌がるケースもあるのだとか。実際、着物で長時間過ごす窮屈さや草履の歩きにくさなどにより、ストレスを感じてしまう子どもは少なくありません。
着物に嫌な思い出がある子どもは、自ら「着物着ない!」と主張する場合も…。

人生で数えるほどしか経験できないハレの日をできるだけ笑顔で楽しく過ごしてもらうために、着物を諦める親御さんもいらっしゃるようです。

その3.コストが気になる

着物は決して安くはないため、費用面で着物以外の衣装を選ぶ親御さんもおられます。七五三の着物はその1日に数時間だけ着るだけのもので、購入するのは確かに割高だと感じるでしょう。

翌年以降に七五三を迎えるきょうだいがいれば保管して再び使うこともできますが、あとは収納しっぱなしになる可能性も。
七五三には記念撮影をしたり食事会をしたりとほかにもいろいろなお金がかかるので、衣装代を削るのはひとつの手段かもしれませんね。

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七五三のお参りの服装の着物以外の選択肢は?【女の子】

七五三に子どもが着物を着ない場合、ほかにはどのような衣装を着せてあげればよいのでしょうか?3歳・5歳・7歳の年齢別に、まずは女の子向けの洋装コーデを紹介します。

3歳×洋装(ドレス・ワンピース・フォーマル)

3歳ならではのあどけなさ、可愛らしさを引き立てるワンピースやドレスを選んでみてはいかがでしょうか。レースドレスやチュール生地のワンピースは動くたびにふわふわと柔らかく揺れ、まるで童話のお姫さまのような愛らしい印象に。

色は白やピンクが可愛いですが、正装らしさを出したい場合は黒やネイビーなど落ち着いた色を選ぶのもありです。

なお、3歳の子どもは自由に動き回りたい年頃なので、衣装は動きやすさを重視して選びましょう。
締め付けも苦手な子が多く、七五三の途中で苦しさ・動きづらさを感じると終始ぐずってしまうような状況にもなり得ますので、ゆったりした形の洋服を着せてあげてくださいね。

5歳×洋装(ドレス・ワンピース・フォーマル)

5歳くらいの女の子は主張がはっきりしていたり、大人っぽく話してみせたりと、いわゆる“おませさん”な子も多いです。
可愛いものやおしゃれなものに興味津々になる時期でもあるので、本人の要望を取り入れつつドレスやフォーマルワンピースなどを着せてあげましょう。

デザインは可愛らしくも大人っぽいものを選ぶと、背伸びしたい年頃の女の子には喜ばれます。色はピンクや水色、ネイビー、グレーなどの裾が揺れるフレアワンピースやポンチワンピースがおすすめ。
無地ならよりフォーマル感が出ますが、ワンポイントにレースやリボンがあしらわれたものを選ぶと可憐な印象になるでしょう。

7歳×洋装(ドレス・ワンピース・フォーマル)

7歳にもなると、女の子はすっかり大人びてきます。同世代の女の子同士でおしゃれや流行について話し合うなど、その様子は“大人の女性そのもの”といっても過言ではありません。

七五三で洋装を着るとなれば、子どもっぽいデザインのものは嫌がる子も多いはず。七五三を祝える最後の年でもあるので、上品な装いを選んでみてはいかがですか?

おすすめはセットアップやワンピースなど。これらは一着あると小学校の入学式でも着られます。
黒やグレー、くすみカラーのフォーマルワンピースにボレロやカーディガンを羽織るコーデもきちんと感が出るためおすすめです。

七五三のお参りの服装の着物以外の選択肢は?【男の子】

続いては、同じく3歳・5歳・7歳の男の子に似合う七五三の洋装コーデをまとめました!

3歳×洋装(スーツ・フォーマル)

3歳の男の子はやんちゃであちこち動き回る子も多いので、動きやすく伸縮性のある素材のキッズスーツを選んであげましょう。

黒やネイビーがフォーマルな色ですが、ベージュや水色など柔らかい印象を与える色のスーツもおすすめです。
スーツは無地よりストライプ柄やチェック柄のものを選ぶと、元気で男の子らしい雰囲気に。また、首には蝶ネクタイをするとおしゃれになりますよ。

春~夏の気温が高い季節に七五三のお参りをするなら、短パンやハーフパンツのキッズスーツを着せてあげると子どもらしくあどけない雰囲気になるでしょう。

5歳×洋装(スーツ・フォーマル)

5歳の男の子には体にぴったりなサイズのキッズスーツを着せると、きちんと感が出て成長を感じられます。お父さんとスーツの色をそろえて、おそろいコーデを楽しんでみるのもおすすめです。

定番の黒、グレーやネイビーのフォーマルスーツでキメるのもよいですが、あえて個性的な色柄のジャケットとスラックスを合わせて唯一無二のコーデを組むのもよい思い出になりそうです。
前述のとおり七五三の衣装に明確な決まりはありませんので、子どもが「かっこいい」「着てみたい」と思える衣装を選んであげてくださいね。

7歳×洋装(スーツ・フォーマル)

7歳になると男の子はより活動的になり、男らしさに憧れたり、かっこいいものを好んだりするようになります。
やんちゃさも目立つ時期ですので、七五三ではフォーマルでスマートなスーツで落ち着いた男性らしい格好をさせてみてはいかがでしょうか?

7歳くらいの男の子は言葉遣いが少し乱暴になったり、反抗期を迎えたりで親御さんは手を焼いてしまうことも。だからこそ、スーツに身を包み背筋をピンと伸ばした姿を見れば「成長したなあ」と実感できるはずです。

スーツの色は黒など濃い色で、無地を選ぶと大人っぽくなります。子どもの意見も尊重したいなら、着たいスーツの色や形、ネクタイの色などを子どもに選ばせてあげるのもおすすめですよ。

七五三のお参りだけなら私服でもマナー違反にならない?

ここまで七五三を迎える子どもの衣装について解説してきましたが、子どもがどうしてもドレスやスーツを着てくれないときはどうすればよいのでしょうか?
七五三の子どもの衣装マナーについて解説します。

七五三の一日が長くお子様が疲れる場合は私服でOK

神社へのお参りだけなら私服で訪れてもかまいません。子どもがドレスやスーツを着たがらない、慣れない衣装を着てぐずったり泣いたりしないか心配ということなら、着慣れた普段着で参拝しましょう。

ただし、ご祈祷を受けるならやはり正装をするのがマナーです。写真館やフォトスタジオで記念撮影をする場合も、やはりドレスやスーツのほうが映えるでしょう。

七五三の間、子どもにずっとかしこまった格好をさせておくことに懸念があるなら、着替えを持参するのもおすすめです。
荷物は増えてしまいますが、これならお参りとご祈祷、記念撮影だけ衣装を着させ、そのあとの食事会は私服で楽に過ごさせてあげられます。

特に子どもが幼いうちは、長時間窮屈な格好で過ごさせると思いのほか疲れてしまうことも。普段のお子さんの様子をよく観察しつつ、正装で1日過ごせるか、途中で着替えさせたほうがよいか検討してみてくださいね。

七五三のお参りで着物を着せたい場合は?

七五三の時期である11月頃の神社は、華やかな着物に身を包んだ男の子・女の子たちとその家族で賑わいます。
七五三は日本の伝統行事です。洋装もおしゃれで素敵ですが、長く続く日本の歴史や伝統を考えると「やはり着物を着せたい!」と考える親御さんは少なくないのでは?

七五三の子どもの和装といえば、女の子は着物を、男の子は袴を着るのが一般的です。衣装を手に入れる方法は購入かレンタルのほか、きょうだいで着回す方法などがあります。

購入する場合の値段はピンキリで、素材にこだわらなければ1万円前後から、質のよいものなら10万円以上することも。
レンタルする場合の相場は1~3万円程度で借りられるケースが多いです。

七五三の着物「購入」or「レンタル」どっちがお得?どこで買う?

七五三の衣装をレンタルするメリットには、以下のようなものがあります。

・トレンドの衣装を選べる
・着付けに必要な小物が一式そろう
・クリーニングや自宅でのお手入れ不要で返却できる
・誰かのお下がりではないその子に似合う衣装を着せてあげられる

tententenでは、お子さんがとびっきり笑顔になれるような七五三衣装を豊富に取り扱っています。当店にしかないオリジナルデザインの衣装もございますので、ぜひレンタルをご検討くださいませ!

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まとめ│七五三の衣装は洋装でおしゃれにキメてもOK♪着物はレンタルがおすすめ

お子さんの成長を祝う大切な日である七五三には、親子ともども記念になるような特別な衣装を着せてあげたいですよね。
世間一般には七五三=着物というイメージが浸透していますが、決まりがあるわけではないため洋装で参拝してもかまいません。

七五三を迎える女の子に洋装をさせるなら、以下のようなコーデがおすすめです。

・3歳:お姫さまのような可愛らしいデザインのワンピースやドレス
・5歳:おしゃれで少し大人っぽく見えるフォーマルワンピース
・7歳:上品な女性らしさを演出できるようなセットアップやワンピース

男の子にはピシッと決まるスーツスタイルがぴったりです♪

・3歳:柄もののキッズスーツやハーフパンツタイプのスーツ×蝶ネクタイ
・5歳:ぴったりサイズのスーツかジャケット&スラックス
・7歳:フォーマルできちんと感が出るスマートなキッズスーツ

神社に参拝するだけなら私服でもOKですが、できれば短時間でも正装でご祈祷や記念撮影などを済ませ、途中で着替えさせるなど工夫してみてくださいね。

tententenでは3~7歳の男の子・女の子用の七五三衣装のほか、同行されるお母さん用の訪問着レンタルも手掛けています。
子ども用の衣装はパッと華やかで可愛いものを、大人用の訪問着は上品で落ち着いた色柄ものをご用意していますので、ご一緒にレンタルしませんか?

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