七五三の着付けに必要なものとは?当日の持ち物リストも紹介!

2023.11.09

七五三の着付けに必要なものとは?当日の持ち物リストも紹介!

3歳・5歳・7歳の子どもの成長を祝う七五三。七五三の着物は年齢や性別によって着付けに必要なものが異なるため、初めてのパパママは戸惑ってしまいがちです。 そこでこの記事では、トレンドを捉えたおしゃれで可愛い七五三レンタルのお店「tententen」が七五三の着付けに必要なものについて詳しくご紹介します。七五三当日の持ち物リストについてもまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

「tententen」の七五三着物レンタルの詳細を見る

七五三の着付けで必要なものとは?

七五三準備の第1歩は、着付けに必要なものを知ることから。まずは年齢・性別に、着付けに必要なアイテムを確認していきましょう。

【3歳女の子】七五三の着付けに必要なもの

・着物
・長襦袢
・被布コート
・巾着
・草履
・腰紐3本
・ソックス足袋

3歳の女の子の七五三では、「三つ身」と呼ばれる身丈の3倍の布で仕立てた着物の上から「被布」というベストのような上着を羽織るスタイルが一般的です。締め付け感の少ない衣装なので、小さなお子さまでも安心して着用できます。

【3歳女の子】七五三の着付け方

<長襦袢を着せる>

①肌着・下着の上から長襦袢を着せます。
②背中側の縫い目が背中の中心になるようにあわせます。
③お子さまから見て左側が上になるように腰紐を結びます。


<着物を着せる>

①お子さまから見て左側が上になるように着物を着せます。
②背中の縫い目が中心になるようにあわせます。
③左の身八つ口から手を入れ、右衿の付け紐を通します。
④左右の付け紐を背中で交差させ、前でちょうちょ結びをします。
⑤被布を被せて全体を整えれば完成です。

「tententen」3歳女の子用の七五三着物レンタルセットを一覧で見る

【3歳男の子】七五三の着付けに必要なもの

・着物
・長襦袢
・被布コート
・腰紐3本
・雪駄(草履)
・ソックス足袋

男の子の七五三衣装といえば「羽織袴」が定番ですが、3歳の七五三では女の子と同様「被布」を羽織ったスタイルが人気を集めています。かわいらしい印象の「被布」は、まだまだあどけなさが残る3歳児にピッタリ。動きやすさも抜群です。

【3歳男の子】七五三の着付け方

<長襦袢を着せる>

①肌着・下着の上から長襦袢を着せます。
②背中側の縫い目が中心になるようにあわせます。
③お子さまから見て左側が上になるように腰紐を結びます。


<着物を着せる>

①お子さまから見て左側が上になるように着物を着せます。
②背中側の縫い目が背中の中心になるようにあわせます。
③左の身八つ口から手を入れ、右衿の付け紐を通します。
④左右の付け紐を背中で交差させ、前でちょうちょ結びをします。
⑤被布を被せて全体を整えれば完成です。

「tententen」3歳男の子用の七五三着物レンタルセットを一覧で見る

【5歳男の子】七五三の着付けに必要なもの

・羽織
・着物
・長襦袢
・袴
・角帯
・羽織紐
・扇子
・懐剣(かいけん)
・お守り
・雪駄(草履)
・ソックス足袋
・腰紐2本

5歳の男の子の七五三では、着物・羽織・袴がセットになった「羽織袴」が一般的です。懐剣(かいけん)や扇子、お守りなどの小物をあわせて着用します。

【5歳男の子】七五三の着付け方

<長襦袢を着せる>

①肌着・下着の上から長襦袢を着せます。
②背中側の縫い目が中心になるようにあわせます。
③お子さまから見て左側が上になるように腰紐を結びます。


<着物を着せる>

①お子さまから見て左側が上になるように着物を着せます。
②背中側の縫い目が背中の中心になるようにあわせます。
③長襦袢の衿が1cmほど着物から見えるように腰紐を結びます。
④手先を30cmほど残して角帯を胴に2回ほど巻きます。
⑤羽帯を手先が上になるように結びます。
⑥帯のたれを内側にたたみ、手先を巻き付けます。
⑦袴を履きます。
⑧袴の上側に帯が1cmほど見えるようにして袴の紐を結びます。
⑨羽織を着せます。


<小物を飾りつける>

①袴の紐に懐剣を飾ります。
②羽織の衿口の輪に羽織紐をつけます。
③扇子を懐剣の隣に挟んで完成です。

「tententen」5歳男の子用の七五三着物レンタルセットを一覧で見る

【7歳女の子】七五三の着付けに必要なもの

・着物
・長襦袢
・つくり帯
・草履
・バッグ
・帯締め
・帯揚
・しごき帯
・筥迫(はこせこ)
・末広(扇子)
・ビラかん
・腰紐5本
・伊達締め1本
・帯板
・ソックス足袋

7歳の女の子の七五三では、「四つ身」と呼ばれる着物に帯をあわせたスタイルが一般的です。大人の着付けと同じように、帯締めや帯揚げなど着付け小物の数も増えてきます。扇子や筥迫(はこせこ)といった小物をあわせることで、大人顔負けの華やかなコーディネートが完成します。

【7歳女の子】七五三の着付け方

<長襦袢を着せる>

①肌着・下着の上から長襦袢を着せます。
②背中側の縫い目が中心になるようにあわせます。
③お子さまから見て左側が上になるように腰紐を結びます。


<着物を着せる>

①お子さまから見て左側が上になるように着物を着せます。
②背中側の縫い目が背中の中心になるようにあわせます。
③身幅を決めて腰紐を結びます。
④おはしょりや背中のシワを整えます。
⑤帯板を当てつくり帯をつけ、紐で固定します。
⑥帯の上から帯揚げを結びます。
⑦帯締めとしごき帯を巻いて結びます。


<小物を飾りつける>

①胸元に箱迫とビラカンを飾ります。
②扇子(末広)を帯締めに挟み、前帯の左側に飾ったら完成です。

「tententen」7歳女の子の七五三着物レンタルセットを一覧で見る

七五三当日に必要なものとは?持ち物リスト

慣れない着物を着てのお出かけは、予想外のトラブルがいっぱい。子どもの体調不良や突然の雨に備えて、万全の準備で挑みたいものですよね。ここでは七五三当日に必要な持ち物、あると便利なアイテムについてまとめました。

七五三当日に必要なもの|①初穂料(はつほりょう)

神社にお参りをする際にはご祈祷料として「初穂料(はつほりょう)」を持参するのがマナーです。一般的な相場は、お子さま1人あたり5千円〜1万円ほど。ご兄弟や姉妹揃ってご祈祷を受ける場合は人数分用意します。神社によって金額が決まっていることもあるので、事前にチェックしておきましょう。

<のし袋の書き方>

表書き 「御初穂料」
「初穂料」
「御玉串料」
「御礼」
水引 紅白の蝶結び
署名 お子さまのフルネーム

ご兄弟や姉妹でご祈祷を受ける場合は、連名で記載します。


<中袋の書き方>

金額
お子様の名前と住所

<中袋に記載する大字>

市販ののし袋には「中袋」と呼ばれる白い封筒がついています。中袋の表側を上にした状態にし、お札に描かれている肖像が上向きになるようにお金を入れましょう。中袋の金額は大字と呼ばれるで記載します。初穂料は、神社の受付で渡す直前まで「ふくさ」に包んでおきましょう。

七五三当日に必要なもの|②普段履いている靴と靴下

七五三の着物には、足袋と草履をあわせるのが一般的ですが、長時間履いていると足が痛くなってしまうこともあります。お参りや記念撮影が終わったらすぐに履きかえられるように、普段履いている靴と靴下を持参しておきましょう。

七五三当日に必要なもの|③着替え

お参りの後に食事会の予定がある場合は、予備の着替えがあると安心です。慣れない着物のまま食事をとると体調が悪くなったり、着物を汚してしまう可能性も。料亭やホテルに移動する場合は、フォーマルなワンピースや子ども用のスーツがおすすめです。

七五三当日に必要なもの|④防寒グッズ

七五三シーズンである11月は、少しずつ気温が下がりはじめる頃。気温の変化にも対応できるように、カイロなどの防寒グッズを用意してあげましょう。足元が冷えないように、レギンスを履かせてあげるのも良いですね。

七五三当日に必要なもの|⑤カメラ・バッテリー

おめかししたわが子のかわいい姿をおさめるなら、カメラは必須。パパママ目線ならではのベストショットを狙いましょう。充電切れにも対応できるように予備のバッテリーも忘れずに。

七五三当日に必要なもの|⑥雨具

七五三当日のお天気がすぐれない場合は、雨対策を万全にして乗り切りましょう。傘やレインコートのほかに大きめのタオルやビニール袋の準備も忘れずに。足元が心配な場合は、長靴を用意しておくのもおすすめです。傘やレインコートは、写真を撮った時にお子さまの顔色が暗く写らないように明るめのカラーを選びましょう。

七五三当日に必要なもの|⑦ヘアピン・洗濯ばさみ・絆創膏

お子さまが髪を触って、ヘアスタイルが崩れてしまった時用に予備のヘアピンを用意しておきましょう。他にもお手洗いに行く際に着物を止めておくための洗濯挟みや靴擦れ対策用に絆創膏があると安心です。

七五三当日に必要なもの|⑧サブバック

七五三のご祈祷後は、絵馬、千歳飴、破魔矢など神社によってさまざまな記念品が渡されます。いただいた記念品をまとめておけるA4サイズのサブバックを用意しておきましょう。

七五三当日までに必要な準備とは?

「七五三の準備は何からスタートすればいいの?」とお悩みのパパママに向けて、七五三当日までに必要な準備をまとめました。スケジュールに余裕を持って、早速七五三準備に取り掛かりましょう。

七五三当日までに必要な準備|①参拝する神社・日程を決める

七五三のメインイベントといえば、神社でのご祈祷。七五三へのお参りは10月中旬から12月初旬の間で行われるのが一般的で、特に七五三当日の11月15日前後は予約が集中します。参拝する神社の混雑状況や家族や親戚との都合にあわせて早めにスケジュールを確保しておきましょう。

七五三当日までに必要な準備|②七五三衣装を決める

神社のリサーチと並行して、お子さまの七五三衣装もチェックしておきましょう。「小物を一つひとつ揃えるのは大変!」「衣装をゆっくり見たいけれど、忙しくて時間がない」という方には、お家で簡単に予約ができるネットレンタルがおすすめです。

「tententen」の着物レンタルは、申し込みから返却までのステップがとっても簡単。自宅にいながら、かわいい七五三衣装を準備できますよ。


<レンタルの流れ>

①公式オンラインストアからお申し込み
②ご利用日の7日前にレンタル一式を発送
③ご利用日を含む3日以内に同梱の着払い伝票を使ってご返却

「tententen」の七五三着物レンタルの詳細を見る

七五三当日までに必要な準備|③親・親族の衣装を決める

親御さまの衣装は洋装・和装どちらでもOKです。七五三の主役を引き立てるという意味から、控えめな装いが好まれます。

<七五三の母親の服装>

洋装 ・黒、紺、白、ベージュ、グレーが基本
・ワンピースやベーシックカラーのスーツなど
和装 ・明るく柔らかい色合いが基本
・訪問着や付け下げなど

<七五三の父親の服装>

・黒、紺、グレーが基本
・スーツ
・ジャケット・ベスト・パンツ

お父さまの服装は、スーツが基本です。色味は、黒、紺、グレーなど落ち着いたカラーを選びます。普段お仕事で着ているものがあれば、七五三用に新しく買い揃える必要はありません。

七五三当日までに必要な準備|④ヘアセット・着付け・記念撮影の予約

当日の衣装が決まったら、ヘアセットや着付けの予約も忘れずに。ご祈祷に間に合うように、スケジュールを組みましょう。記念撮影は、フォトスタジオで撮影する方法と出張カメラマンに依頼する方法があります。

七五三当日までに必要な準備|⑤食事会の場所を予約する

お参りが終わった後は、家族や親族揃って外食でお祝いしましょう。お爺さまやお婆さまも一緒にお祝いされる場合は、料亭やホテルの和食処が好まれます。家族だけでお祝いする場合は、お子さまランチのあるレストランや回転寿司なども人気。神社周辺の飲食店は、七五三の参拝客で混雑するため必ず予約しておきましょう。

七五三当日までに必要な準備|⑥交通手段や駐車場の場所を確認する

七五三シーズンは、道中までの道や駐車場の混雑が予想されます。車で参拝する場合は、神社から歩ける距離にあるコインパーキングをチェックしておきましょう。祖父母や親戚を招待したり、出張カメラマンに依頼したりする場合は、事前に参拝先の住所や周辺情報を共有しておくことも大切です。

七五三の着付けに必要なものを揃えるなら「tententen」のレンタルセットがおすすめ|まとめ

お子さまの成長をお祝いする七五三。家族にとってもお子さま本人にとっても、思い出に残る1日になるようにスケジュールに余裕を持って準備を進めたいものですね。とはいえ、慌ただしい毎日の中で七五三に必要なものを一つひとつ揃えていくのはなかなか大変です。

「tententen」の七五三レンタルは着付けに必要なものが一式揃っているから、準備が簡単。モデル画像通りのフルコーディネートをお届けします。どのデザインでも¥19,800(税込)〜の均一価格だから選びやすく、予算オーバーになる心配もございません。

着用後もクリーニング不要だからお手入れ不要。忙しいパパママにピッタリです。

「tententen」オリジナルデザインの七五三衣装も豊富に取り揃えておりますので、ぜひ公式サイトから特別な1着を探してみてくださいね。

「tententen」の七五三着物レンタルの詳細を見る