6年間過ごした小学校の卒業式。春が近づくにつれて、卒業式当日を想像してはドキドキしてしまいますよね。人生で大切なイベントの1つだからこそ、思いっきりおしゃれして卒業式に参列しましょう。
最近の卒業式にはおしゃれな袴で参列する方も多い印象です。しかし、小学生が袴を着用する場合、足元は何を合わせれば良いのか悩む方は少なくないでしょう。卒業式当日の流れを確認し、袴との相性だけでなく歩きやすさなどを考慮して決めなければなりません。
今回は、着物のレンタルショップ「tententen」がブーツと草履それぞれのメリット・デメリットや選び方を紹介します。小学生の卒業式の袴にはブーツと草履のどちらが良いのか悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
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小学生の卒業式の袴にはブーツと草履どちらが良い?
袴を着用する方の足元と言えば、草履もしくは、ブーツが多いのではないでしょうか?ブーツと草履のどちらを選ぶかは、着物全体のバランスや着こなし方に大きく影響します。また、機能性や脱ぎやすさ、履きやすさにも注目する必要があります。
それぞれにメリット・デメリットがあるため、一概にどちらが良いとは断言できません。通っている小学校があるエリアの気候や、式典のスタイルなどを考慮して自分に合う方を選びましょう。以下で紹介するブーツと草履のメリット・デメリットを参考にしてください。
ブーツ・草履 それぞれのメリット・デメリットは?
小学生が卒業式の袴にブーツを選ぶ場合と、草履を選ぶ場合のメリット・デメリットを紹介します。もちろん、住んでいる地域の気候や、疲れやすさ、おしゃれへのこだわりなどは人それぞれです。ブーツと草履のどちらにも、良い点、悪い点があるので、よく考えて選んでみましょう。
ブーツのメリット
秋冬に人気のファッションアイテムであるブーツは、機能性に優れているものも多く、フォーマルシーンでも活躍します。ブーツのメリットは以下の4点です。
● 歩きやすい
● 冷えや悪天候に強い
● スタイルがよく見える
● 普段使いできる
ブーツの種類にもよりますが、安定感のあるブーツを選べば、基本的には草履よりも歩きやすい方が多いでしょう。卒業式にブーツを選ぶ場合、袴の裾は短めにするため、上靴に履き替えた際も、歩きやすく安全です。
ややヒールのあるブーツを選ぶことで、スタイルアップも狙えます。着物は縦長のシルエットなので、ブーツを履くことでさらにスラリと美しく見せることができます。逆に身長を高く見せたくないという方にはブーツは向かないでしょう。
また、ブーツは、普段使い出来るデザインが多いため、購入したとしても無駄になることが少ないといえます。長く履けるものであれば、思い切って少し値段が高めのブーツを購入するのもおすすめです。
ブーツのデメリット
メリットが多いブーツですが、もちろんデメリットもあります。以下では、ブーツのデメリットを2点紹介します。
● 着物に合うものを探す必要がある
● 脱いだり履いたりするのが大変
着物の足元は草履という印象が強いため、ブーツを選ぶ場合は着物に合うものを探す必要があります。フォーマルな式典に履いていっても目立ちすぎないシンプルなデザインのブーツが良いでしょう。
脱いだり履いたりが大変なレースアップタイプのブーツは、袴姿では大変です。レースアップがデザインされていても、サイドにジッパーがあるなどで楽に脱ぎ履きできるものを選びましょう。
草履のメリット
着物や袴の足元にぴったりなのが草履です。履きなれていない方でも、足に合うものを選べば靴ずれなどを予防できます。草履のメリットは以下の2点です。
● 着物に合う
● 脱いだり履いたりするのが楽
一般的に着物の足元は草履であることが多いため、袴との相性は抜群です。着物の色とのバランスを楽しむこともでき、着物スタイルをしっかり味わえる点が魅力です。
また、草履は、着物や袴を着用していても、座ることなく、楽に脱いだり履いたりすることができます。体育館やお手洗いなど、履き替えることが多い卒業式での負担を軽減できるでしょう。
草履のデメリット
次に、草履のデメリットを3点紹介します。
● 慣れていない場合、歩きにくい可能性がある
● 足元が冷える
● 袴の裾が長めで、足袋を履くため、上靴への履き替えが大変
草履で歩くことに抵抗がない場合は問題ないのですが、歩きづらかったり、鼻緒にあたる部分に痛みが出ることもあるでしょう。また、ブーツと違って、足が靴に包まれていないため、足が冷えてしまう可能性もあります。
また、卒業式の際は、教室や体育館に行くことになるでしょう。草履の場合、袴の裾は長めにすることがほとんどで、足袋を履くため、スムーズに上靴に履き替えることが出来ない可能性があります。卒業式当日に向けて何度か草履を履く練習をしておくことをおすすめします。
小学生の卒業式の袴にはブーツか草履かどっちが多い?
小学生の卒業式の袴にはブーツと草履のうち多いのは?と疑問に思う方は少なくありません。結論、どちらが正解ということはなく、割合としては半々という印象です。
もちろん、ブーツと草履の割合は、住んでいる地域によっても異なります。例えば、雪が降る地域では、ブーツが選ばれやすいでしょう。トレンドも変わっていくものなので、優先順位を明確にして、親子で検討してみてください。
袴にブーツや草履を合わせたさまざまなコーディネートが見たいという方は、「tententen」の以下のページをチェックしてみましょう。お気に入りのコーディネートが見つかるかもしれません。
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小学生の卒業式の袴に合わせるブーツの選び方
以下では、小学生の卒業式の袴に合わせるブーツの選び方を紹介します。ブーツと草履では、袴の着こなし方が全く変わります。卒業式当日に足元を気にしなくて良いように、紹介しているポイントを参考にしてブーツを選んでみましょう。
選び方|①筒丈は15~20cm程度のものを選ぶ
ブーツの筒丈は、15cm〜20cm程度のものを選びましょう。袴の裾が上がっても素足が隠れて見えないくらいがおすすめです。ブーツの種類はショートブーツを選びましょう。袴を履いた状態でロングブーツを履いたり脱いだりするのは、大変です。ロングブーツしか持っていない方は、ショートブーツを準備することをおすすめします。
選び方|②袴に合う色を選ぶ
式典などに合わせるブーツは、黒や暗めの茶色が一般的です。白やオフホワイトを選ぶ方もいます。派手過ぎず、足元が引き締まるようなシンプルなデザインにしましょう。
卒業式を迎える小学生に人気の袴の色に関しては以下の記事を参考にしてくださいね。袴の色を決めてからブーツを選ぶようにしましょう。
小学生に人気の袴の色に関する記事を見る
選び方|③ヒールの高さは5~8cm
ブーツのヒールの高さは5cm〜8cmのものを選びましょう。袴に合い、安定感のある太めのヒールがおすすめです。ヒールが高すぎると袴とのバランスが悪くなってしまいます。また、不安定なピンヒールはなるべく避けるようにしましょう。慣れない服装で過ごす1日になるため、疲れにくさも重視する必要があります。
小学生の卒業式の袴に合わせる草履の選び方
次は草履の選び方を紹介します。普段なかなか履く機会がない草履には、選ぶうえで非常に大切なポイントがあります。ポイントをおさえたうえで、卒業式で着る予定の袴に合う草履を探してみましょう。
選び方|①高さ4〜6㎝以上の草履を選ぶ
草履の高さは、4cm〜6cm程度のものを選びましょう。厚底すぎる草履は、階段が上りにくいなど注意が必要です。とは言え、あまりに高さのない草履を選ぶと袴の裾の長さが短くなるため、スタイルが悪く見える、雨などに濡れやすいなどのデメリットが生じます。丁度良い高さの歩きやすい草履を探しましょう。
選び方|②袴に合う色を選ぶ
ブーツと同様に草履は、袴との相性が大切です。基本的には足元は落ち着いたシンプルな色で引き締めた方がバランスが良いとされています。
黒っぽい草履に鼻緒がアクセントカラーになったものなどが多い印象です。草履はなるべく袴と合わせて着用してみて、袴の色を邪魔しないものを選びましょう。
選び方|③サイズは小さ目を選ぶ
草履を選ぶうえで大切なポイントはサイズ選びです。普段あまり履く機会がないと知らない方が多いかと思いますが、草履は、小さめのサイズを選ぶのがおすすめ。履いた時に、少しかかとが出るくらいの方が、美しく履くことができるからです。
大きすぎる草履だと、階段などで脱げてしまったり、足を引きずって歩くことに繋がります。自分の足よりも少し小さめの草履を選ぶ方が足への負担も少なくて済むので、草履のサイズ選びは慎重におこないましょう。
まとめ|小学生の卒業式は足元からおしゃれに
小学生の卒業式の袴に合わせるブーツと草履について紹介しました。小学生が卒業式に袴を着用する場合、ブーツと草履の割合は、半々です。ブーツと草履のどちらを選ぶか悩んでいる方は、歩きやすさや全体的なシルエット気候と気温も参考に考えてみると良いでしょう。
中には、ブーツでも草履でも良いけどデザインのバランスなどを考えるのが大変...と思う方も多いでしょう。小学生袴のレンタルショップ「tententen」では、草履と巾着がセットになった袴を数多く用意しています。着付けに必要なものが全てそろって¥41,800で、誰でも簡単に着付けが可能です。
おしゃれな袴を着たいという方は、「tententen」をぜひ一度チェックしてみてください。あなたにぴったりの卒業式ルックがきっと見つかりますよ。
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