40代母親の入学式コーデ完全ガイド!訪問着の選び方や髪型のポイントも紹介

2025.06.20

40代母親の入学式コーデ完全ガイド!訪問着の選び方や髪型のポイントも紹介

お子さまの門出を祝う入学式。大切な我が子の晴れの日には、母親として品のある着物姿で出席したいと考える方も多いのではないでしょうか。

今回は、訪問着をはじめとした着物レンタルを手がける「tententen」が、40代ママに向けて入学式にふさわしい着物の選び方や髪型、コーディネートのポイントをご紹介します。

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入学式にふさわしい着物の種類とは?40代母親におすすめの装い

洋服と同じように、着物にもTPOがあります。まず心に留めておきたいのは、入学式の主役はお母さまではなく、お子さま自身であるということ。そのため、お母さまの装いは控えめながらも上品で、主役を引き立てる存在でありたいものです。

ここでは、入学式にふさわしい着物の種類について、40代の母親におすすめの装いを中心にご紹介します。

品格と華やかさを兼ね備えた「訪問着」

色留袖に次ぐフォーマルな装いとして知られる「訪問着」は、デザインのバリエーションが豊富。柄の入り方によって、披露宴から茶席、子どもの式典まで、さまざまな場面に対応できる汎用性の高い着物です。控えめな色柄のものをひとつ持っておくと、入学式から卒業式まで幅広い学校行事で活躍してくれるでしょう。

控えめな柄が上品な「付け下げ」

訪問着の略式として知られる「付け下げ」も、入学式にふさわしい装いのひとつです。柄や色合いは訪問着よりも控えめで、すっきりとした上品な印象に仕上がります。「やりすぎ感のない装いで、ほどよく華やかに見せたい」という40代の母親に人気の着物です。

シンプルで使いやすい「色無地」

「訪問着」や「付け下げ」に次いで、入学式にふさわしい装いとして挙げられるのが「色無地」です。その名の通り、無地の一色染めで仕立てられた、シンプルな着物です。一見地味に思えるかもしれませんが、紋をひとつ入れることで準礼装となり、入学式などの式典にも着用できます。控えめながらもきちんと感を演出したい方におすすめです。

入学式で浮かない!40代母親の着物コーデのポイント

入学式で着物を着たいと思っていても、「周囲から浮いてしまわないか」「40代で着物はやりすぎと思われないか」と不安に感じる方もいるかもしれません。

しかしながら、大好きなお母さまが素敵な着物姿で入学をお祝いしてくれることは、お子さまにとっても嬉しい思い出になるはずです。

大切なのは、控えめでありながらも上品な装いを心がけること。ポイントを押さえれば、周囲に馴染みながらも、華やかで好印象なコーディネートが叶います。

入学式の着物に迷ったら「訪問着」がおすすめ

入学式の着物選びに迷ったときは、まず「訪問着」を選んでおけば間違いありません。訪問着は、格式と華やかさのバランスがとれた準礼装で、入学式のようなセミフォーマルな場にぴったりの装いです。

年齢を問わず着こなせるうえに、デザインのバリエーションも豊富。控えめな色合いや上品な柄を選べば、40代らしい落ち着きと気品を演出できます。レンタルでも取り扱いが多く、選択肢が広いのも嬉しいポイントです。「やりすぎ感なく、きちんと見せたい」という方にこそ、訪問着は頼れる存在です。

入学式には袷の着物が基本

着物の形は同じでも、季節によって仕立て方が異なります。入学式の時期にあたる4月は、一般的に「袷(あわせ)」と呼ばれる着物を着るのが基本です。

袷は裏地のついた仕立てで、10月から5月ごろまでの、肌寒さの残る季節に着用されます。年間を通して最も着る期間が長く、フォーマルな場面にも対応できる、汎用性の高さも魅力のひとつ。入学式用の着物を準備する際には、着物の種類だけではなく、仕立て方も確認してみてくださいね。

控えめで柔らかな色柄を選ぶ

入学式で着物を着たいと思っても、「目立ちすぎてしまわないかな」と心配になる方もいらっしゃるかもしれません。たしかに、華やかすぎる色柄を選ぶと、主役であるお子さまよりも目立ってしまうことがあります。

そんなときは、ベージュやグレー、やわらかなピンク、淡い黄色など、控えめな色合いを選ぶのがおすすめです。柄も主張の少ない小さめのものを選べば、子どもに寄り添う母親らしい、やさしく落ち着いた印象に仕上がります。

帯や小物で上品さをプラス

着物は、帯や小物の合わせ方によって、全体の印象が大きく変わります。入学式で訪問着に合わせる帯は、格式のある袋帯を選び、二重太鼓で品よくまとめるのが基本です。

帯の色は、着物と調和する淡いゴールドやシルバー、ベージュ系が人気です。華やかさの中にも落ち着きを感じさせる色味を選ぶと、40代の母親らしい上品さが引き立ちます。

衿や長襦袢、足袋は清潔感のある白を選ぶと安心です。バッグや草履は着物の雰囲気に合わせて、控えめながらも美しさが際立つものを選びましょう。

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ナチュラルメイクで印象アップ

和装に濃いメイクを合わせると一気にやりすぎ感が出てしまうため、あくまでも自然で着物映えするナチュラルメイクを心がけましょう。春は花粉などでつい顔を触ってしまい、メイクが崩れやすくなるため、ファンデーションの厚塗りは避け、気になる部分はコンシーラーで丁寧にカバーします。

40代女性を美しく見せるメイクは、眉とリップがポイント。眉は、細すぎず太すぎず、自眉を活かしたふんわりとした形がおすすめです。明るすぎない自然なブラウンで、柔らかく仕上げると、和装とのバランスがとりやすくなります。

リップは、肌なじみのよいローズ系やコーラル系の色味が人気です。ご自身の肌色に合わせて選んでみてください。リップライナーで唇の輪郭を整えると、全体の印象がぐっと引き締まり、和装にふさわしいきちんと感が生まれます。

小学校と中学校で変わる?40代母親の入学式コーデの考え方

入学式の雰囲気は、学校やお子さまの学年によってさまざまです。特に、小学校と中学校では、会場の空気感や保護者の服装の傾向に違いが見られることも少なくありません。

可能であれば、上級生の保護者などに例年の様子を聞いておきましょう。会場の雰囲気と調和した装いを選びやすくなり、自信を持って当日を迎えられるはずです。

小学校は明るく華やかな色柄がおすすめ

小学校の入学式は、子どもも親も初めて迎える節目ということもあり、全体的に明るくあたたかな雰囲気があります。会場には子どもたちの作品が飾られ、先生や在校生による歓迎の歌や言葉で、和やかに式が進められることが多いようです。

そんな華やかな雰囲気に合わせて、着物もやさしい色合いや明るめの柄を選ぶと、お祝いムードを一緒に盛り上げることができます。淡いピンクやクリーム色、若草色など、春らしさを感じる色味を選んでみてください。

中学校は落ち着いたトーンでシックに

一方で、中学校の入学式は、小学校に比べて少しフォーマルな雰囲気になる傾向があります。制服に身を包んだ少し大人びたお子さまに合わせて、母親の装いにも落ち着きや品のよさが求められる場面です。

ベージュやグレーなど、控えめで落ち着いたトーンでまとめると、スーツ姿の保護者の中でも自然に馴染み、上品な印象を与えることができます。

着物に似合う髪型とは?40代母親におすすめのヘアスタイル

入学式の着物に合わせるヘアスタイルは、髪をまとめたアップヘアが基本です。定番は、低めの位置でまとめたシニヨンや夜会巻き、シンプルな編み込みなど。おくれげは控えめにしたほうが、式典中にお辞儀をした際にも髪が顔にかからず、清潔感が感じられます。

落ち着きと上品さを演出できるアップスタイルは、40代の母親の装いにもよくなじみ、着物の美しさをより一層引き立ててくれるでしょう。

大人シックに決まるシンプルなシニヨンスタイル

品よくきちんとした中にも、洗練された雰囲気をもたらしてくれるシニヨンスタイル。シンプルなスタイルだからこそ、髪の面を丁寧に整えていくことで、キレイなシルエットに仕上がります。飾りすぎないナチュラルなスタイルなので、髪飾りをつけずにシンプルに仕上げてもおしゃれです。

上品さが際立つ夜会巻きスタイル

夜会巻きは、和装との相性が抜群の、定番かつ上品なアップスタイル。髪を後ろからねじり上げてコームで留めることで、すっきりとしたシルエットに仕上がります。きちんとまとめられた後ろ姿は、着物の美しさを引き立て、入学式などのフォーマルな場にもぴったりです。

髪の長さや量によっては少し難しく感じることもありますが、美容室でお願いすれば安心です。自宅で挑戦したい場合は、あらかじめ髪を巻いてボリュームを出しておくと、形がつくりやすくなります。

着物はレンタル?購入?40代母親の準備ガイド

入学式に着物を着たいと思ったとき、迷ってしまうのが「着物をどう準備するか」ではないでしょうか。購入とレンタル、それぞれにメリットがあり、着用頻度やライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です。ここでは、40代の母親が入学式に着物を用意する際の選び方について、レンタルと購入、それぞれの特徴をご紹介します。

レンタルのメリット

レンタルのメリットは、なんといってもその手軽さです。必要なときだけ利用できるうえに、最新のトレンドを取り入れた着物を選べるのも嬉しいポイント。

着物は、帯や草履、バッグなどの小物を一式そろえるのが意外と大変ですが、フルセットでレンタルすれば、必要なものがすべて揃って届くので、スムーズに準備が整います。

初めて着物を着る方はもちろん、20代・30代で仕立てた着物が「今の自分には少し合わないかも」と感じている方にもおすすめです。年齢やシーンに合った一着を選べるのも、レンタルならではの魅力ですね。

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購入のメリット

「入学式を機に、もっと着物を楽しみたい」と思っている方には、購入という選択肢もおすすめです。訪問着や付け下げのように、幅広いシーンで着用できる着物は、1枚持っていると学校行事やフォーマルな場面で活躍してくれます。

お子さまが小学校に入学されるタイミングであれば、数年のうちに卒業式や中学校の入学式など、着用の機会が続くことも。そのたびに「自分らしい装いで出席できる」と思えるのは、購入した着物ならではのよさです。

お仕立てやサイズ調整が必要になる分、準備には少し時間がかかりますが、長く大切に着られる一着と出会えたときの喜びも、また特別なものではないでしょうか。

まとめ|40代母親の入学式は、着物で上品&華やかに

入学式は、お子さまにとって大切な門出の行事。保護者であるお母さまにとっても、新たな一歩を踏み出す特別な一日になるはずです。そんな節目の日には、ぜひ着物でお祝いの気持ちを表現してみましょう。

主役はあくまでお子さま。控えめで上品な装いを心がければ、お母さまの着物姿が浮いてしまう心配はありません。落ち着いた華やかさがある着物は、式典の場にもよくなじみ、思い出の一枚として写真にも美しく残ります。

着物レンタルショップ「tententen」では、着付けに必要なものがすべて揃ったフルレンタルセットをご用意しています。

●訪問着フルレンタルセットの内容

・訪問着

・袋帯

・帯締め

・帯揚げ

・重ね衿

・草履

・長襦袢(半衿付き)

・バッグ

・足袋(★プレゼント)

・肌着

・衿芯

・帯板

・帯枕

・腰紐(5本)

・コーリンベルト

・伊達締め(2本)

肌着や足袋も含まれているため、ご用意いただくのは補正用のタオルのみ。レンタル期間はゆったり8泊9日で、全国往復送料無料。クリーニング不要でそのまま返却できるので、忙しい方にも安心です。

大切な晴れの日の装いとして、ぜひご活用ください。

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